小学校受験【ペーパー学習を始める際の心構え】
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2024.02.02
いろはワンダースクールの筒井です。
今回は、小学校受験では絶対に欠かせない。
ペーパー学習を始める際の心構えについて
ポイントを3つお伝えします。
ペーパー学習
もうすでに始めているよって方も多いかと思いますが、
「テキストを買ってただ解けば良いんでしょ?」
「大学入試も過去問買って解いていたし〜」
と思っていませんか?
小学校受験では、これでは✖️です。
日々の行いが、必ず試験に出てしまうんです。
これが、お子さんたちの怖いところ。
そして素直さでもあるんです。
TPOに合わせた振る舞いなんて、若干5・6歳には難しいものです。
だからこそ、大切なのが、日々のペーパーを行う上で、どの様に対策を行っていくのか?です。
大切なポイントは3つ
- 姿勢
- 話を聞く
- 初動
「姿勢」
姿勢は、どんな姿勢で取り組んでいますか?
お机に突っ伏したり
足をブラブラしたり、組んだりしていませんか?
机から握り拳1個分開けたところが、おへその位置。
足がきちんと床につく高さのもので、難しかったら足台を使いましょ。
我が家は牛乳パックで足台を作って使っていたこともあります。
まずは姿勢を整えて、お机に向かいましょう。
合言葉は「お背中ピッ!手はお膝、足と床はピッタンコ!」です。
ぐたっ〜としてしまう場合は、姿勢を保持するためのトレーニングを行った方が良いかもしれません。(こちらは別の機会にブログを書かせていただきますね。)
「話を聞く」
姿勢が整うことで話を聞くためのベースができます。
例えば、皆さんも、寝っ転がったり、片付け物をしながら家族に話しかけられたこと、ありませんか?
その時、相手の話よく聞けますか?
真剣な話をされて、きちんと話を聞くのならば、手を止めて、相手の方へ体を向けて聞きますよね?
大切なのはこれです。
小学校受験は、「話を聞く」が試験の大部分を占めます。
ペーパーにおいても、設問を聞けないと答えられません。
問題が書いてあって、それを読んで解くという試験はほぼありません。
だからこそ、ものすごく大切なことが「話を聞く」です。
そして、その話を聞き設問へ移行するスイッチとなるのが「はじめ」の合図です。
設問を読み始めたら、その設問をよく聞きます。
最後まで聞かないで始めようとしてしまったら、間違えます。
「はじめ」の合図があるまでは先生の話をじっとよく聞きます。
この練習のために、おうちでも必ずペーパー学習では
「はじめ」「やめ」を親御さんに言って頂きたいのです。
「初動」
「はじめ」の合図で鉛筆やクーピーを持ってスタートします。この時、パッと動作を始められることが大切です。
問題によっては、15秒程度で答える問題もあります。
ゆっくり始めると、問題を解く時間が短くなってしまい、せっかく解ける問題でも「時間がなくてできなかった・・・。泣」なんてことが起きてきます。
そのためにも初動が肝心!
「はじめ」の合図でスタートダッシュを切れるように、やはり普段から「はじめ」を大切にしたいですね。
すると、「終わり」の合図はいらないのでは?
と思われがちですが、違います!
「終わり」は次へのスタートです。
次に向けて気持ちを切り替え、準備するためにも一つずつのケジメが大切です。
「はじめ」と「終わり」を大切に。
終わりに・・・
ペーパー学習を始めるにあたって大切な心構えを紹介させて頂きました。
これらをゲーム感覚で練習することも良いと思います。
いつもいつも堅苦しいペーパーだけではどうしても飽きたり、ペーパーが嫌になってしまうので下記にそれぞれの対策としてできる遊びも記載させて頂きます。
参考にしてみてください♪
「話を聞く✖️初動」の練習
・カルタ取り
「姿勢」の練習
・バランス練習
・だるまさんがころんだ
「話を聞く」練習
・伝言ゲーム
・なぞなぞ
・しりとり
「初動」の練習
・走る
・椅子取りゲーム
・旗揚げゲーム