小学校受験におけるお子さんに必要な精神面の成長について
小学校受験
2024.05.13
本日もご拝読いただきありがとうございます。
今回のテーマは
小学校受験におけるお子さんに必要な精神面の成長について
です。
お子さんはどうでしょうか?
親から離れても動じませんか?
TPOに合わせた言葉遣いできてますか?
落ち着いてお話聞けますか?
遊ぶ時、順番守れていますか?
小学校受験においてはどれも必ずと言っていいほどできていて欲しいことです。
特に、一番初めの親御さんから離れて平常心で過ごせるというのは小学校受験においてとても大切です。
試験はもちろん。一人で受けます。
親御さんが横について居て、なんてことはありません。
あっても面接くらいです。
その面接も質問されたことが言えなかったら耳打ちして答えさせるなんてことはできません。
ですので、第一段階として、どんな周りのお友達でも。試験官が強面でも泣かずに向かわなくてはならないのです。
そんなこと言われても・・・準備は今から何をしたらいい?
まず今すぐ親ができることは以下の3つです。
①先回りしない
②心配しすぎない
③信じる
①先回りしない
これは、出来ていそうでなかなかできないものです。失敗を経験させず、こうしたら、ああしたら、口を出さずとも子供自身が困らないように何もかもしてあげちゃうし代わりに何もかも言ってあげちゃう。
これをするとお子さんは自分で何かをするのをどんどん恐れるし、失敗するのも怖くなります。
レジリエンス力って最近聞きますよね?困難を乗り越える力です。
これをつけて行ってあげるには、まずは、先回りしないことが1番の対策になると思います。
②心配しすぎない
「大丈夫だった?」「上手くできた?」という声かけしていませんか?
もうこれは、完全に失敗を前提に話しかけていますよね?
「頑張ってきたね〜」「何が楽しかった〜?」はポジティブな声かけですよね。
心配だったよ。という気持ちは見えませんね。
もちろん子供のことですから全く心配じゃないというのは難しいかもしれませが、
心配を察するとお子さんも不安になるので、どんと構えて、声かけする言葉を変えていきましょう。
③信じる
②にも通じるのですが、根拠のない自信ほど強いものはありません。
自分はできる!と思っているお子さんは①でも述べたレジリエンス力が備わっているので、諦めません。へこたれません。どんなお友達や試験管がいても問題としません。
これには、親御さんがお子さんを信じて任せる。ということが大切になります。
「よし!行ってこい!君ならできる!!」というように信じてあげることが何よりの自信につながります。
ですので、親御さんはお子さんを信じて、「大丈夫」と少し離れたところから見守ってあげましょう。
最後に
①先回りしない
②心配しすぎない
③信じる
に共通して言えることそれは適度なお子さんとの距離感です。
下記は子育て四訓です。
★子育て四訓★
1.乳児の時は、肌身離さず
2.幼児の時は、肌を離して手を離さず
3.少年の時は、手を離して目を離さず
4.青年の時は、目を離して心を離さず
幼児から少年へと向かっていくところにある受験。
手が触れるか触れないかの適度な距離感でお子さんと向き合って、
「私はできる」「僕なら大丈夫」と試験に臨んでいけるお子さんに育ていきましょう。